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保険料掛け金が一定で少額のため、家計への負担が少ないですが、その分、ケガや病気になった時、死亡した時に支払われる保険金額も少なくなります。また、民間の生命保険、医療保険に比べてご自身で保障内容を選択する自由度が少ないという特徴があります。
気をつけて欲しいのは、60歳(商品によっては65歳)以降と60歳前(商品によっては65歳)とでは保証内容が異なり、支払われる保険金額が少なくなってしまう保険があるところです。病気にかかりやすい、入院しやすい高齢になって保証が薄くなってしまってはあまり意味がありませんので、共済へ加入を検討する際は、そういった保険商品になっていないかご留意した方が良いと思います。
共済は少ない掛け金で加入でき、民間の生命保険ほど審査が厳しくないため、60歳前(商品によっては65歳)の年齢で保険を検討している方にとっては、民間の生命保険会社の生命保険や医療保険に加入しつつ、補助的な保険として共済に加入する、といった民間保険と共済保険の2本立てで将来に対する不安を取り除いていく、といった使い方もできるかと思います。