薬剤師：Sさん(30代女性)
(転職インタビュアー)
本日は薬剤師の転職成功インタビューということで、お時間を取って頂きどうもありがとうございます。
Zoomでのオンラインで、お仕事終わりということでかなり時間も短く限られていますが、よろしくお願いします。
(薬剤師：Sさん)
よろしくお願いします。
(転職インタビュアー)
まず初めに薬剤師のTさんが転職しようと思ったきっかけを教えて頂けますか？
(薬剤師：Sさん)
実を言うと転職はこれで2度目です。今は総合病院内での薬剤師として勤務しています。その前も院内勤務だったのですが、今回は調剤薬局で探しました。
(転職インタビュアー)
どうして今回は調剤薬局で探そうと思われたんでしょう？
(薬剤師：Sさん)
もともと叔母が病院薬剤師だったので、薬学部にいて就活をし始めた頃も、自然と同じ病院志望で選んでいました。今となっては叔母の話もよく聞いていたし、あまり考えもせずになんとなく、という感じで選んでしまっていたのかなと思ったりします。
(転職インタビュアー)
なるほど。身近にモデルケースとなるような人がいたり、小さい頃から話を聞いていると、つい影響されがちですものね。
(薬剤師：Sさん)
そうですね。今回調剤薬局にしたのは、同級生から話を聞くうちに、今の病院よりは働きやすそうだなと思ったのがきっかけです。薬学部時代の仲の良い同級生は調剤薬局で働いている友達が多くて。
(転職インタビュアー)
病院と比べて、調剤薬局のどんなところが働きやすそうと思ったのでしょう？
(薬剤師：Sさん)
病院では病棟業務が多かったのですけど、やっぱりチームでの医療活動となってしまうので、なかなか思い通りにうまくいかないことが多くて。医師の先生とか看護師さんとか関わる人数が多くなってくるとどうしても意見が言いにくいし、通りにくいですよね。調剤薬局もそれはそれで大変なところもあるのかと思いますけど、同級生とかに聞く感じでは今よりはマシかなと思って。それに病院勤務ではついていくために勉強もかなり大変でしたし、家に帰ってからの勉強も20代の頃はまだ乗り切れたんですけど、ちょっと今後も続けて行くのはきついかなと思ったりして。
(転職インタビュアー)
そうなんですね。ワークライフバランスも考えての転職ということもあるんですね。
(薬剤師：Sさん)
そうですね、結婚して家庭も持ったし、環境面でも改善しないとなと思いました。病院で働いて分かったことですが、ずっと病院薬剤師を続けていた叔母を本当に尊敬します。
(転職インタビュアー)
病院から調剤薬局へ転職して、給料面ではどう変わりましたか？
(薬剤師：Sさん)
転職することになった調剤薬局の方が病院より高いです。
(転職インタビュアー)
それは良かったです。環境だけでなく、待遇も改善されて。
(薬剤師：Sさん)
はい。夫も喜んでくれました（笑）
(転職インタビュアー)
調剤薬局では病院と比べて関わる人数が変わったのではないですか？
(薬剤師：Sさん)
そうですね、調剤薬局は少人数なので。ただ、同じ職種の人たちなので、病院にいた時のような意見の対立でギクシャクするとか言ったようなことはないです。
(転職インタビュアー)
Sさんの転職は成功したと言って良いですか？
(薬剤師：Sさん)
もちろんです。転職にあたって家から通いやすい薬局を探してもらったり、勤務時間の希望を聞いてくださったり、いろいろ配慮して頂きどうもありがとうございました。
(転職インタビュアー)
院内薬剤師から調剤薬局に転職される方の参考になると思います。本日はどうもありがとうございました。
(薬剤師：Sさん)
こちらこそありがとうございました。
